【TFA2023第2講開催】

【TFA2023第2講開催】
【TFA2023第2講開催】
2023年11月19日(日)13:00~ときわプラザ学習室にて、TFA2023第2講を開催しました。
第一講はオンライン開催だったため、受講生がリアルで顔を合わすのはこの第2講が初めてです。
冒頭、TFA事業の運営を行う弊団体の笠井理事長から、TFA受講をきっかけに社会への目が開き、修了生はいろんな形で羽ばたいているということ、そして、TFAは受講生皆さんのエンパワメントジャーニーであり、本日はその船出であるという力強いエールが贈られました。
続いていよいよ講座のスタートです。「社会の一員としての自己を知る」をテーマに巴山雄史さんにご講義をいただきます。
まず前半は「自分を知る」。ワークを通じて、パラダイム(無自覚の思い込み、断定、諦め)に囚われている自分と向き合い、自分が何によってブレーキを掛けられているのかを探っていきます。思いがけず自分自身の嫌なところや辛いところに向き合うことになり涙ぐむ受講生も。そして、次は、自分が最もイキイキしていた体験をもとに、自己起点の願いや思いを自覚し、自分のアクセルとなる思いを掘り下げていきます。
日々の暮らしのなかで、自身の感情に丁寧に向き合うことってなかなかありませんよね。とても貴重な経験になったのではないかと思います。
後半は「世界と向き合う」をテーマにワークを行っていきます。課題について、点でとらえるところからはじめ線、面、そして最後は球体としてとらえていきます。段階を踏んでワークで体感していきます。面は、世界には理解や配慮が及ばないことが常にあるということがわかっているフェーズ、そしてその次の球体のフェーズは、例えば見えない月の裏側を想像するように、健全に迷い、保留する耐性を持つ、という段階なのだそうです。
自身の経験に頼れないVUCAの時代を生きる私たち。
世界と向き合うには
・「自分の無自覚な思い込み」を外すこと
・寛容さ、共感 理解できないことも受け入れる感性
が大切とのこと。
文字であらわすととてもシンプルですが、なかなか実践するのはむずかしいもの。今回、盛りだくさんのワークで体験的に学ぶことができました。
限られた時間のなかのエッセンス的な学びではありましたが、体感したことを念頭において日々を過ごし、自分のものにしていきたいと思っています。
起点としての自己、そして世界との関わりを知る。
TFA2023、そして受講生の新たな船出に、ぴったりの講座となったのではないでしょうか。
次回第3講は、神山町への視察研修です。こちらも楽しみです!

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