私が住んでいる国府町から障害児者を含めたすべての人が住みやすく暮らしやすい町になるために

私が住んでいる国府町から障害児者を含めたすべての人が住みやすく暮らしやすい町になるために

TFA2023を受講された17名の方に、今後のビジョンやアクションプランなどの集大成を1人2分で発表していただいた原稿を掲載させていただきます。  受講生の皆さんがそれぞれに多くのことを学ばれ、失敗を恐れずに行動していこうとする決意が心から伝わり、社会に変革をおこす、実現にむけて前進していることを感じました。

辻内恵子さん

みなさん、こんにちは。障害者と健常者の橋渡しをする
ママ防災士の辻内恵子です。

私は国府町を起点に防災などのイベントを主催しています。
私は、社会にある障害を取り除き災害時に障害当事者も自力で自分の命が守れるように
学校や地域の人と一緒に避難訓練や防災学習を進めていきたいです。

私は発達障害、当事者です。
また、息子は知的障害を持つ発達障害児です。

私の住む国府町には学校や福祉施設が集まっており
そのひとつの国府支援学校に息子は通っています。
しかし、イベントを企画しても支援学校と地域の皆さんとの連携が
ほとんどできていません。

それは、災害に対する危機感の温度差と
当事者同士も住民同士もつながりがまだまだ薄いと感じているからです。

みなさんは、ご存じでしょうか?
見えない人や、聞こえない人の避難経路ってどうしますか?
身体の動かない人の避難方法って知っていますか?
知的・精神・発達障害の落ち着ける場所の確保ってできていますか?
これは、障害者だけでなく、高齢者や、みなさん、お1人お1人に当てはまることなのです。

障害って何?障害ってどこにある?を
考える障害平等研修を通じ、これを平時から皆さんと一緒に障害を取り除く活動を進め
将来的には社団法人の設立を考えています。
だから、皆さんのお力が必要なのです。

最後に、考えてみてください。
皆さんが明日、震災にあったら?障害者になったら?どうしますか?

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