【TFA2025 (TFAコース) 第2講開催報告】
第2講は11月29日(土)アスティとくしまに於いて、合同会社こっから 代表社員の巴山 雄史(はやま ゆうし)氏を講師にお迎えし、
「社会のなかの自分を発見する~多角的な視点で見つける自分の可能性~」
と題して開催いたしました。

巴山氏は、人材開発・組織開発領域におけるファシリテーターとして、行政・企業・地域を横断する活動を展開されており、参加型・対話型を軸とした研修スタイルにより、業界や職種、立場の垣根を越えた“越境的な学びと関係性”の場づくりを各地で実践しておられます。
「PLAYFUL」をモットーに、さまざまな企業をサポートしたり海外の飲食店の日本出店など、多岐にわたって取り組んでおられます。
前半は「己を知る」ワーク。
自分の中にあるパラダイム(無自覚の思い込み、断定、諦め)が何なのか、まずは自身と向き合いました。
何がブレーキになっているのかを探っていきます。
知らず知らずのうちに自分の中にある嫌なところや辛いところに向き合うことになりました。
次は、自分が最もイキイキしていた体験をもとに、自己起点の願いや思いを自覚し、自分のアクセルとなるもの、心から大切にしたいこととしてのニーズを探ります。
「あなたのニーズはなんですか」というTFA最大の問いかけをいただきました。
普段はあまり考えない自身の深いところにある感情に向き合うことで自身のパラダイムが何なのかを知り、その感情を否定するのではなく「嫌な面に見えるけれど、その力で社会を乗り切っている」と考えて「そういうこともあるよね」と受容する、という上手な扱い方について学びました。


後半は「世界と向き合う」をテーマにしたグループワーク。
今、自分の周囲にある課題について、自認する「点」からはじまり「線」「面」そして最後はその裏が見えない月のような「球」としてとらえていきます。受講生の皆さんは付箋と大きな模造紙を使って、個人の問題としてスタートした課題をグループワークでメンバーの多角的な視野で考えていきます。


これは問題の因果関係を解いて解決策を探っていく、というものではなく、自分たちには見えない球体の裏を想像して健全に迷い、保留する耐性を持つためのワークでした。
自身の経験やこれまでの知識に頼ることなく新しい視野で世界と向き合うには「自分の無自覚な思い込み=パラダイム」を外し、共感できないこと理解できないことも受け入れる感性が大切。怒涛のワークの中で受講生の皆さんに巴山さんのメッセージを体感していただけたと思います。

次回の第3講はTFAーDXコースとの合同開催で、株式会社 Will Lab(ウィルラボ)代表取締役 小安 美和氏お迎えし、働く女性の現状と課題を押さえつつ、女性活躍先進国や他県の事例から解決策を学びます。DX化、女性管理職の登用、賃金格差の是正など、ジェンダーギャップ解消が地域経済にもたらす力を考え学びます。