【TFA2024(DXコース)第4講 開催報告】
2024年12月14日(土)、講師にD-PLAN株式会社の河野和宏氏をお迎えして、「テクノロジーを活用し、女性の活躍の場を広げよう~ドローンジョの事例紹介と操縦体験~」をテーマに講義いただきました。

ドローンジョとは、株式会社Kanattaが運営する日本最大級の女性ドローンパイロットコミュニティ「ドローンジョプラス」のことで、現在、ドローンジョプラスとして活躍する女性のドローンパイロットは約80名。全国各地でドローンの操縦体験会を実施し、今までの参加者は延べ10,000人を超えたとのことです。
ドローンといえば空撮に使用されるイメージが強いですが、最近では、建設や農薬、物流など、様々な分野での活用が広がってきており、ドローンと何を結びつけるか。ドローンに何をしてもらうか。という発想がカギとなり、ドローンを操る技術と発想力により、今まで男性しかいなかった職種にも、女性が進出できるチャンスがあることを学びました。
大きな可能性があるドローンですが、過去に色々な事故があり、それらの危険を回避するために、現在では規制がたくさんあります。ドローンには8つの飛行禁止空域と8つの禁止飛行があることや、屋外で飛行させるために必要な「知識・技能」を学びました。
最後にはパソコンとリモコンを使って、ドローン操作のシミュレーションをし、実際にドローンの操縦体験を行いました。
受講生全員ドローンを飛ばすのは初体験であり、無風のように感じる体育館でも気流があって思うように操作が出来なかったりして、まだ足りない。もっとやりたいと受講生の意欲が掻き立てられる体験となりました。

徳島ではドローンに関わる女性の人口も少ないとのことから、今まで女性がいなかった分野に女性が参入することにより、思考の多様性により地域の活性化につながると感じることのできる講義となりました。

次回の第5講ではTFAコースと合同で、バブソン大学の山川恭弘氏をお迎えし、失敗を経験値に変換して行動を起こしていける人材となるためのマインドを学んでいきます。
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